関東支部について

支部長ご挨拶

日本感染管理ネットワーク(ICNJ)関東支部は、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都6県から成り、2016年に設立されました。一般会員数は415名(2022年7月現在)、ICNJの9支部の中で最大会員数を有する支部になります。

関東支部では、総会/地方会、CITA(Clinical nursing for Infectious disease and Teaching Association:臨床感染症看護教育研究会)の開催を通じ、感染管理、あるいは感染症患者の課題に対応する能力の向上や、情報交換・交流の場を提供してまいりました。

現在、感染症を取り巻く問題は、実に多様化しています。COVID-19のパンデミックは、医療現場のみならず、様々な社会的な問題をも浮き彫りにしました。地球温暖化による気候変動や、国家間の紛争なども、感染症とは無縁ではなく、人々の健康を脅かす要因として、身近に存在しています。このような中で、私たちICNは、広い視野と深い見識で、病院のみならず、すべての人々に寄り添う感染管理の実践を推進する力を高めていく必要があると思います。

ICNJの目的は、感染管理実践に関する知識とスキルの向上をはかり、会員相互の交流と連携を通して、保健医療福祉における感染管理の実践を推進することです。関東支部では、EBPの実装、ICNの活動の可視化、実践と教育・研究の連携、ITを活用した支部活動の推進、社会へ向けた発信、を目標として掲げ、この目的を達成するために努力してまいります。会員の皆様には、引き続きお力添え、また活発な交流をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年4月吉日
日本感染管理ネットワーク関東支部
支部長 坂木 晴世


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